2010
08.31

四苦八苦

Category: イタリア
deidamia.jpg

イタリアオペラの勉強をしている I さんが、イタリア語のレッスンに、
ヘンデルの 『 ディダミア 』 の中のアリアを持って来られました。


このアリアのディクション ( diction ) と訳の勉強です。

diction を辞書で引けば、「 言葉づかい 」 の意味ですが、
声楽では歌唱発音とでもいうのか、歌詞をどのように発音して伝えるか、
その技法のことを指します。

” 歌は話すように、話は歌うように ” と、イタリア人は言いますが、
ディクションのレッスンは、ともかく何度も何度も読むことから始めます。

何度も読んでいると、息が通ってきて、流れとリズムがでてきます。

イタリア語は、フレーズ感があって、リズミカルな言語なんです。

いつもなんですが、楽譜を見ると、言葉のフレーズやリズムが
そのまま音楽になっています。


歌詞を何度も声をだし読んでから、ピアノにのってメロディーを歌うと、
もう音楽になるのです。


『 ディダミア 』 は I さんも私も全く知らないオペラでした。

ググってみると、2006年には関西で日本初演されていましたし、
CDは全曲版もアリア集も、楽譜も国内外版が出版されていました。

ギリシャ神話がもとになっていて、ストーリーはシンプル、
ヘンデルの音楽はとても美しく、上演時間は3時間もの大作でした。

知らんかったねえ、結構有名なオペラなんやねえと言いながら、
詩のような歌詞の訳に、四苦八苦、しました!

楽しく充実した時でした。





Comment:0  Trackback:0
back-to-top