2013
07.31

突き出された腕

Category: 日常
図書館からの帰り、蝉の大きな鳴き声を聞きながら歩いていると、
小学3,4年くらいかと思われる二人の女の子が、
止めた自転車にまたがったまま、上を見ながら、後ろを振り向きながら、
甲高い声でしゃべっています。

横を通り過ぎる時、「ティッシュ持ってませんかあ。」 と声をかけられました。
見ると、一人の女の子の腕に、鳩でしょうね、糞がペタッとくっついていました。

「持ってるよ。」と、大きめのカバンの中のティッシュを、がさごそ探している間、
「上から糞が落ちてきて・・」 気持ち悪るげにわいわい説明してくれます。

ティッシュがでてきて、2,3枚取り出したと同時に、
目の前に糞のついた腕が突き出されました。

咄嗟で、ワタシは、思わず拭いてあげてました。

何の悪気もない。
自分で拭く気はゼロ。


ワタシ、してしまったけれど、なんだか変ねっ、の一瞬でした。

せめてゴミの処理はしてもらおうと、「捨てておいてね。」 と
自転車の前の籠にゴミを入れました。


素直に 「はい。」 と言うし、二人共 「ありがとう。 すみません。」 は
何度も言ってくれました。


ぬっと突き出された、拭いてもらえることを100%確信したあの腕に、
一瞬、目が瞬きました。





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