FC2ブログ
2019
05.04

トルン

Category: 音楽

「トルン」は、ベトナムの何千年もの歴史ある民俗楽器・竹琴 です。
音がでる部分も枠組みも全て竹。

  190503 (29)


今回のコンサートで初めてトルンのことを知りました。
竹の種類は多く、トルンに使う竹は節と節の間が長く、薄いものだそうです。


トルンは2本の撥(ばち)で演奏します。
両端に頭を持ち、上下両方使って演奏するため、
一度に4つの音を鳴らすことができます。 
その頭には、丸みのある音色を出すために
輪ゴムがたくさん巻き付けてあります。
そしてトルンの竹筒一本一本を括りつけているのも輪ゴム。
トルンの音階は12~16ほどあり、竹の長さは40cm~70cmと
段階的に長くなっています。
これが音階の数に比例します。

自然の素材なので、温度や湿度、演奏会場の環境によって
音色や響きがかなり左右されます。
竹が割れることもあって、壊れてしまったときは
ベトナムまで直しに行かなければならない。



そんなトルンとヴァイオリンのデュオコンサートが、
大念佛寺の万部お練りの中日午前にあったので聴いてきました。

驚きました。
民俗楽器トルンは、非常に完成度の高い楽器に進化したものでした。
トルン奏者の小栗久美子さん、ヴァイオリン&ピアノ奏者の森川拓哉さんは、
技術、芸術性、即興性に優れ、繊細かつ大きい音楽を披露されました。

190503 (3)


プログラムは、意外にも ピアソラの♪ リベルタンゴ 、
ハチャトリアンの♪ 剣の舞 などもあり、絶妙のハーモニーと即興性でした。

190503 (8)


最後はお坊さん10人の声明とのコラボでした。
トルンとヴァイオリンはほぼ即興でした。
抜群の耳の良さとリズム感あるお二人だなと思いました。

190503 (11)


拍手鳴りやまず、アンコール・コールが~。
お練りまでの時間に迫っていて、2分!ということでアンコール。
あらあ、曲は何だったっけ。
よく知ってるクラシックだったんだけどなあ。




Comment:0  Trackback:0
back-to-top